タッパーにつめた恋
「ねぇこれでいいと思う!?」
ケータイと数十分
にらめっこした後に
ミヅキに聞いた。
「全然大丈夫やろ~。」
「送っていいかなぁ?」
「送れ送れっ!」
゛送信しました゛
ケータイの画面に表示された。
Sub:無題
『4組のナツキです
野球部マネージャー
したいからよかったら
仲良くしてね(^^)』
数分後ケータイの着信音が
鳴った。
自然に顔がにやけてしまう。
Sub:Re
『ありがとう
タクヤです
マネージャーなんや、
一緒に頑張ろな』
「ミヅキ、ミヅキ返信きたぁ!!」
「うそーっ!?おめでとっ!!」
メールは深夜くらいまで
続いた。
確信はなかったけど
多分この時私タクヤと
付き合うなって思った。