タッパーにつめた恋

「ナツはタクヤにどんな風に
告白されたいん?」


ユッコも聞いてくる。


「え~私はなっ夜8時くらいに
メールで呼び出されてな~
キャッチボールしよって
言われてキャッチボール
するんや~。
それで~キャッチボール
してる時に俺の好きな人
わかる~?って聞かれて
わからないって言ったら
ボール投げながら
お前って言われたい!!」


私は自分の理想を
すらすらと話した。

一瞬ショウとユッコが
固まった。


「「あははははっ!!」」


2人が爆笑し出した。


「えっ!?なんでなんで!?」


爆笑された理由がわからない。


「だって、ナツの妄想
おもしろすぎっ!!」


相変わらず2人は
爆笑し続けている。


「ナツってもっとクールだと
思ってたのにこのギャップ!!
おもしろすぎでしょっ!!」


ユッコが笑ながら言ってきた。


なんだかおかしくなって
3人で笑ってた。

このキャッチボール妄想話は
今でも思い出されては
笑われている。

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