恋するマッシュルーム

もう嫌だっ!


恐すぎて泣ける!!!


忘れたままなんて堪えられない。



「何があったのよ!教えてよっ!」



もう嫌なんだよ、恐いんだよ、知らない自分が居る事が恐すぎるんだよ!



「何で私パンツ履いてなかったのよ!!」



教えろよキノコ!!!


気づけば私は恥も何もかも忘れて、どう考えても一番最初に聞くべきじゃない質問を涙目でコーヘーに投げかけていた。


もう何だってどうだって良い。


早く教えてくれコーヘー!


真実を知りたくて、熱の籠もった熱い瞳でコーヘーを見つめる。


しかし、コーヘーは"ああそうだ"とでも言いそうな顔で、シラっと言いやがった。

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