強く強く強く
私が幼稚園に入園した時、私の家族はまま側の親と二世帯で暮らしていた。
幼稚園にもなれて来た頃にはままは朝から夜中まで働いてたっけ。
朝から夕方までは普通の仕事に着いて夕方から夜中までは夜の仕事をしてたよね。
ぱぱは帰ってこないし。
私と弟はいっつもおばあちゃんと寝てた。
幼稚園バスが家の前に止まると何もしらない、私はバスをおりて、ただいまと家に帰った。
リビングのソファーには久々に会うぱぱが腰をおろしてた。
「何でぱぱがいるの?」
居ないことが当たり前になっていた私の中で私の喜びは大きかった。
ひ久々にぱぱと遊べる。
だけど、そんな喜びなんて一瞬で消えたんだ。