幼なじみ
「無理に忘れなくても
 いいんじゃない?」

「え。」

「まだ好きなんだったら…。
 もう1度気持ち伝えなよっ。」

「亜香里…。」

「あたしは応援するから。」

「ありがと。」

「あ、恭くん来てるよ。」

「うん。
 行ってくる。」



最近恭に会うのが辛い。



「結衣。
 顔色悪ぃぞ?」

「ん。
 大丈夫。」

「そか…。
 俺ん家来る?」

「あ…うん。」



家に行くってことは…。



そうゆうことだよね。



「部屋上がってて。」

「ありがと。」



それからジュースを持って
きてくれた。



「飲める?」

「うん。
 あたしこれ好き♪」

「良かった。」



会話が続かない。



「結衣。」

「んっ。」

「俺…まじで好き。」

「っ…んぅ。」




< 115 / 151 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop