幼なじみ
双子ちゃん!?
「パパすごいね。」

「まーな。
 結衣のためっつったら
 即借してくれた。」

「そっか。
 感謝だね。」

「俺に…だろ?」



拗ねてる。



「もちろん♪」

「そろそろホテル行く?」

「えっ////」

「予約してある。
 結衣のお袋さんにも
 言ってある。」

「ママにも!?」

「あぁ。
 いいわよ~だってさ。」



ママ…。



心配とかないの?



悠仁だからって…。



「行くぞ。」

「あ、うん。」



その時。



♪~♪♪



「電話だ。」

「電話?」

「誰からだろ…。」



登録してない人…?



「はぃ…。」

『結衣?
 俺。』

「俺俺詐欺なら間に合ってます。」

『は?違ぇし。』

「誰ですか?」

『まじで分かんねぇの?』

「知りません。」

『はぁ…。
 龍吾。』



龍吾…?



りゅ…っ!?



「龍吾!?」

『やっと思い出した?』




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