幼なじみ

それからお風呂も入って
ご飯も食べて…。



「…。」

「結衣?」

「へっ!?」

「緊張してねぇ?」

「いや…そんなこと。」

「そんなに無理に
　いいんだぞ?」

「む、無理なんかしてないっ。」

「そ?」

「うん…。」



ほんとはすっごい
緊張してる…。



「結衣…。」

「ん?…んっ。」

「ベット…行こっか。」



いつもより低い声…。



「んっ…。」

「怖かったら言え。」

「うん。」

「できるだけ優しくするから…。」

「うん。」

「結衣…好き。」

「んっ…ぁ…。」



悠仁の唇が首に降りてきた。



「ん…っ。」



チュっ



って音を立てて…。



「俺のって印♪」



なんて可愛い顔で言う。