君を想い〜君が好き
「へへへ、この雑誌のココ見てみて〜」

ニコニコしながら雑誌を広げたページの端を指差す実愛

「なになに、『テレビ局で見学ツアー!!』って何コレ?」

ページの端には、『テレビ局で見学ツアー!!』と書いてあった。

「凄いよね〜 ねっ、行こうよ」

キラキラした目をこちらに向ける実愛

「うっ、仕方ないなぁ〜」
(そんな目で見られたら断れないよ〜)

「わ〜い、ありがとう。」

実愛は、仔犬のように尻尾をふる

「実愛は、仔犬だねぇ〜」
(可愛いなぁ〜)

こうして、私達は、テレビ局に行く事になったのだ。

そして、運命の出会いの始まりだった。
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