君を想い〜君が好き
「「ありがとうございます」」

私達は、遥の優しさに甘える事にした。

「次の仕事もバラバラだな」
宏樹が言った

「俺の仕事、多分長くなるから先に帰ってて」
佑が言った。

「お前、大丈夫か?」
遥が言った

「あの、良かったら私が残って佑を待ってます」
私は、立ち上がり言った

「本当に? でも優亜に悪いよ」
遥が考えるように言った。

「大丈夫です!」
(どうせ家に帰っても暇だし〜)

「優亜がいいって言うなら頼もうかなぁ」
遥がニッコリ笑って言った

「うん!」


私は、この後に起こる最悪な出来事が待っているとはまだ知るよしもなかった。

「私も一緒に待つよ?」
実愛が私に心配そうに言った

「実愛は、可愛いから襲われる可能性があるから先に帰りなさい!」
なんてお母さんみたいな事を言ってみた。

「それなら優亜だって」実愛が言った

「あり得ないからね 私みたいな奴を襲う奴なんて居ないから」


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