わたしとあなたのありのまま
「だから、田所は悪くない?」
「……と俺は思うんですけど、
秋山さんはどうでしょう?」
自信なさそうにおどおどしながら言う。
「わからない」
そう答えるしかなかった。
「相手が承諾してるなら、身体目的で付き合ってもいいのかなぁ。
それって、彼女に対しても酷いけど……
自分のことも大事にしてないような気がする」
そう続けると、山田は驚いたような顔をして、私を真っ直ぐ見詰めた。
「もう、何が何だか……
わからないや」
そう言って、再び窓の外に目をやった。
投げ遣りな気持になった。
悲しさよりも虚しさの方が大きくて。
完全に迷子になってしまったみたい。
もう、どうしたらいいかわからない。
「……と俺は思うんですけど、
秋山さんはどうでしょう?」
自信なさそうにおどおどしながら言う。
「わからない」
そう答えるしかなかった。
「相手が承諾してるなら、身体目的で付き合ってもいいのかなぁ。
それって、彼女に対しても酷いけど……
自分のことも大事にしてないような気がする」
そう続けると、山田は驚いたような顔をして、私を真っ直ぐ見詰めた。
「もう、何が何だか……
わからないや」
そう言って、再び窓の外に目をやった。
投げ遣りな気持になった。
悲しさよりも虚しさの方が大きくて。
完全に迷子になってしまったみたい。
もう、どうしたらいいかわからない。