小春日和



「ほ、んとに…?」

コクコク、三原さんは二回頭を縦に振る。


「ワァ…ちょっ、嬉しすぎてヤバい…!」

ニヤける口元を隠すために手で覆う。

そっと盗み見た三原さんの恥ずかしそうに俯きながらはにかんだ顔は

初めて見た笑顔で、今までで一番可愛かったのを覚えてる。



といった感じで今では学年で公認のカップルとなっていた。




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