一恋入愛

キョウスケ

「あ、あたし無かったことになんて…」
「なつきぃ~しょ~へ~く~ん」

れいがあたしたちに手をふってる。

れい、ナイスタイミング。れいがいなかったら泣いてた…

「れ、れい早かったね。」
「まぁね。でね、サボり仲間つかまえた♪」

れいの隣には背が高く茶色い髪をしている、ちょっとヤンチャ系の男前が。

「お~京介ぢゃん」
「よぉ」

翔平と男前の会話があたしの目の前で繰り広げられた。そして、男前があたしの方を見た。

ドキッ!!本当にカッコいい

「こんにちは♪夏希ちゃんだよね?かわいいね」
「ちょっと~京ちゃん!!こちら、あたしの幼なじみ、吉田京介だよ♪」

吉田くんかぁ~ちょっと軽そう

「はじめまして、吉田くん」

「ヤダ!!」
「は?」

なんか、悪いこと言った?

「吉田くんって言うのヤダ!!京介って呼んで♪」

「っあ、ごめん。わかった」

< 27 / 67 >

この作品をシェア

pagetop