一恋入愛
過去と現在

過去

キーーンコーン

チャイムがなっても泣きやまないあたしを、翔平と京介とれいが屋上に避難させてくれた。

「いい加減泣き止みなよー」

れいがあたしに言うけどあたしはずっと泣いてる。

悔しいムカつく

「悔しぃ~あたし、野球大好きなんだよ?」
「ん。知ってるよ」
「なのに、あたし~」

もぉ何も言えない。

「なぁ、何で夏希はそんなに野球にこだわるんだよ?」

京介があたしに聞いた
それを必死で止める2人。

「「京介!!」」

あたしは蘇る記憶でまた泣いた。

でもダメだ…ちゃんと京介には話さなきゃ。

「ふ、2人とも!!あたし京介には話す。」

そう言うとれいと翔平は静かに頷いた。
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