一恋入愛
ガラっっ

あたしと翔平はわざと何事もなかったかのように教室に入ったけど先生の雷は落ちちゃった。

お弁当の時間になりあたしは、れいのもとへ。

「お腹すいたぁ」
「はは、朝から野球だもんね(笑)てか夏希、どろだらけだよ?」
「うそ?最悪~あのバカのせいだぁ」
「誰がバカだって?」

あたしの頭に手をのせた翔平が言う。
「翔平!!居たんだ…」
「同じクラスだからいるわ!」
「おはよ。翔平くん」
「っあ、おはよ。れいちゃん♪今日もかわいいね」

また言ってるよ、このバカ。でもれいは本当にかわいい。

「てか翔平くん何か用があったんじゃない?」
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