これはあなたへのラブレター
右手にはもらったボタン、
左手には携帯をもって返信を待つ。
♪♪♪~
前と同じように握りしめていた携帯を
着信音がなると同時に開く。
『先輩のことはすきです…恋愛対象でもあります……』
そんな純くんの返信に
私の心臓がますます大きなおとをたてる。
『えっと…じゃあ付き合ってくれたりしないの??』
『でもいまさらですし……』
『あたしは付き合いたいです……』
そんなメールを一時間以上続けていた。