TATTO
逢い
「柚寿(ユズ)!お弁当食べよう♪」




その声につられ親友の皐月(サツキ)と昼ご飯を食べる。






「あ、柚寿またピアス開けたぁ?」





私の顔を見て皐月が言う。






「うん!いいでしょ?」






「いいけど。開けすぎじゃない?クラスでも柚寿みたいに開けてる子いないよ!?」





たしかに。私の耳には右が8と左が9個開いている…



耳以外には眉に1つ。



皐月は眉を見て言ってるんだ。




「眉なんかに開けて…痛くなかったの?」


「痛みなんて関係ない!開けたい時に開けるの♪」




そう言い颯爽と腹を満たしていった。
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