小指心


ピピピピピッ


「っ!!」

携帯がなる、いきなりのバイブレーションにびっくり。
本当・・・冷や汗でるよ。

「なんだなんだ」


ピッ


―――――――――――
件名 おいこら
―――――――――――

親、帰ってくる

―――――――――――


・・・きゃあああああああぁぁっ!!Σ(゚д゚;)

「蓮くんっ!!私帰んなきゃっ!!!(焦)」

「えぇっ!また急だね、送ろうか?」

「大丈夫っす!!じゃ、また明日っ!!」

私は思いっきり玄関まで走ってサンダルを素早く履いた。

「じゃあね蓮くん!告白をありがとう!!」



ドダダダダダダダッ



バタンッ


「・・・告白ありがとうって・・・」

そういう事を無意識で言うから敵が増えちゃうんだよ。


「でも、まぁ・・・」


そういうところ、嫌いじゃないけど。
ていうか。



「むしろ好き」



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