小指心
「説教ってアンタ、まるで私を空手部にでも入れられそうな勢いだな」
「あ、なに入りたいの?ちょーど良かったー、今さぁ部員が足りなくて困ってたところなんだよねー」
「なにをそんなに乗り気なんだ」
「だって、あと二人部員が入れば今年の地区大会に出れるんだよ?鬼先マジでうざいし、『次の県大会も出させんっ!』って・・・ありえないよねー?!」
「知らねぇよっ!!!(泣)」
様乃は読んでいた本をカバンにしまった。
なんで一馬のことから空手部入部の話にでんぐり返しになるんだか・・・
あーもー、どうせなら入るかっ!?(止めとけ)
「・・・そうだよっ、空手部だっ!」
「え、どうしたの様乃」
変なことだけは決意しないでね・・・?
「蓮と一馬を入れちゃえば良いんじゃんっ!!!(キラキラリン)」
あーぁ、これまた大変なことになるぞー。
「アンタなに考えてんの・・・?」
「いや、ねっ!あの二人って意外に強そうだし、筋肉もしっかりと付いてるしっ!!」
「だからって二人を入れなくても―――――」
「それに、いつの間にか二人の間では血と汗の感動青春ドラマが生まれる―――!!」
「様乃・・・今までの話、ちゃんと聞いてた?」
「そう・・・時は世紀末(違うだろう)、椎名・様乃の入部の誘いから始まるの・・・」
ドラマ『漢たちと君』※ここからは様乃の解説(と梓のツッコミ)とともにお楽しみ下さい。
あれは私がまだ空手部の主将だったころ(最近じゃん)・・・
部員不足に困っていた時、あの二人は現れた。
(注:二人は昔の漫画風ゴツい顔だと想像しといて下さい)
「よう蓮、今日はなんでココに呼ばれた、分かってるだろうな」
「ふん、当たり前だ。なんのために来たと思っている」
「てめぇっ・・・人の女に手ぇ出しといて、なんだその態度っ!!(最初のところは歯ぎしりたてている『(ぎりっ)てめぇ・・・』みたいな)」
「『人の女』だと?『元』の聞き間違えじゃないだろうな?」
「き、貴っ様ぁあああっ!!」
「あ、なに入りたいの?ちょーど良かったー、今さぁ部員が足りなくて困ってたところなんだよねー」
「なにをそんなに乗り気なんだ」
「だって、あと二人部員が入れば今年の地区大会に出れるんだよ?鬼先マジでうざいし、『次の県大会も出させんっ!』って・・・ありえないよねー?!」
「知らねぇよっ!!!(泣)」
様乃は読んでいた本をカバンにしまった。
なんで一馬のことから空手部入部の話にでんぐり返しになるんだか・・・
あーもー、どうせなら入るかっ!?(止めとけ)
「・・・そうだよっ、空手部だっ!」
「え、どうしたの様乃」
変なことだけは決意しないでね・・・?
「蓮と一馬を入れちゃえば良いんじゃんっ!!!(キラキラリン)」
あーぁ、これまた大変なことになるぞー。
「アンタなに考えてんの・・・?」
「いや、ねっ!あの二人って意外に強そうだし、筋肉もしっかりと付いてるしっ!!」
「だからって二人を入れなくても―――――」
「それに、いつの間にか二人の間では血と汗の感動青春ドラマが生まれる―――!!」
「様乃・・・今までの話、ちゃんと聞いてた?」
「そう・・・時は世紀末(違うだろう)、椎名・様乃の入部の誘いから始まるの・・・」
ドラマ『漢たちと君』※ここからは様乃の解説(と梓のツッコミ)とともにお楽しみ下さい。
あれは私がまだ空手部の主将だったころ(最近じゃん)・・・
部員不足に困っていた時、あの二人は現れた。
(注:二人は昔の漫画風ゴツい顔だと想像しといて下さい)
「よう蓮、今日はなんでココに呼ばれた、分かってるだろうな」
「ふん、当たり前だ。なんのために来たと思っている」
「てめぇっ・・・人の女に手ぇ出しといて、なんだその態度っ!!(最初のところは歯ぎしりたてている『(ぎりっ)てめぇ・・・』みたいな)」
「『人の女』だと?『元』の聞き間違えじゃないだろうな?」
「き、貴っ様ぁあああっ!!」