小指心
ん〜・・・

「まぁ、それなりに(押し倒されると同じぐらいに致命度が高い事をされた)」

「きゃああああああぁぁっ!!///」

ちょっと、椅子を引っ張ったり押したり揺らすの。
止めてもらえないかなぁ?

ものすごく私的にはイラつくんですけども。

「やぁぁ〜めぇぇ〜てぇぇ〜・・・」

声まで揺れて来た。

「しかもお母さんなんてお赤飯炊いてさぁ?」

「ぇ、もうっ!!??///」

「顔を赤らめるな」

「じゃあ私、プレゼントに銀のスプーン買ってあげるよっ!!」



たいへん大きな誤解、勃発中。



「様乃?なんか誤解してるよね?」

「なにがっ?!!///」

「だからいちいち顔を赤らめるなって」

「だって、赤ちゃんが出来たんだよっ?!!これ以上に嬉しいことってないじゃんっ!!!」

「いや、むしろそこは否定すべきところだよ」

「もう、ちょっと・・・きゃあああああああああぁぁぁぁっ!!!////」

「よ、様乃・・・」

こうなった様乃はもう止まんねぇ。

私、これからどうなるんだろう?
恋愛(ともに友情も)めんどくさくなりそうな予感・・・

そういやこの頃、南朋にちょっかいだされなくなったな。

「友達でも出来たのかな?」

様乃はさっきからそこらへんにいる女子高生のようにキャーキャー騒いでいる。
耳の鼓膜が破れそうだ。

「ねーねー!!赤ちゃんの名前ってどうすんのっ!?!私良いのがあるんだ!女の子なら『貞子』、男の子なら『弁蔵』っ!!」

「最悪なタッグだなっ!!!」

てゆーかお前の子供につけろよ。

「マジで超楽しみなんですけどっ!!///」

「・・・」

これはかなり先が思いやられるわ。

< 166 / 250 >

この作品をシェア

pagetop