小指心
「えー、なんでー」
「うーん・・・」
「でも『二度ある事は三度ある』っていうじゃん」
「あと『三度目の正直』も」
「あ、そっか。じゃ大丈夫だよ」
「だと良いけどねー」
私は相変わらず美しく光っている夜空を見上げた。
「あ、姉ちゃん何願ったの?」
「明日のテストでいい点取れますように」
「ぇえええっ!?超つまんないっ!!!」
「うるさいなー、こんなもんだよ」
「ちょ、明日が最後の日なんでしょおっ!?」
「お試しの?」
「そうっ!!」
私は飛鳥に勢い良く胸ぐらを掴まれた。
今日の飛鳥は異様にテンション高いぞー。
私はさっきから窓の方を向いている。
「ちょっと、だったらせめて明日の事に対しての願いをしろよっ!!!」
「えー」
「『えー』じゃないっ!!!」
「なにを願えばいいの?」
「例えば・・・ぁ、じゃあ『蓮くんと上手くいきますように☆』とか」
「なんで語尾に星」
「そのツッコミは全面的に拒否します!」
なんでよー・・・(汗)
「他には?」
「じゃあ・・・『蓮くんと仲直り出来ますように』とか、なんか乙女チックな事を願おうよ」
「んー、じゃあそれで決まり」
「って私じゃなくて君が決めなきゃ!!(必死)」
あーもー、どいつもこいつも。
あれ。
「さっきから星、増えてるよね?」
「ぇ?」
すっげ、夜じゃないみたい。
あ、流れた。
「ちょ、流れちゃったじゃん!!!!!(泣)」
「いや、ちょっと待って」
キラッ
「うーん・・・」
「でも『二度ある事は三度ある』っていうじゃん」
「あと『三度目の正直』も」
「あ、そっか。じゃ大丈夫だよ」
「だと良いけどねー」
私は相変わらず美しく光っている夜空を見上げた。
「あ、姉ちゃん何願ったの?」
「明日のテストでいい点取れますように」
「ぇえええっ!?超つまんないっ!!!」
「うるさいなー、こんなもんだよ」
「ちょ、明日が最後の日なんでしょおっ!?」
「お試しの?」
「そうっ!!」
私は飛鳥に勢い良く胸ぐらを掴まれた。
今日の飛鳥は異様にテンション高いぞー。
私はさっきから窓の方を向いている。
「ちょっと、だったらせめて明日の事に対しての願いをしろよっ!!!」
「えー」
「『えー』じゃないっ!!!」
「なにを願えばいいの?」
「例えば・・・ぁ、じゃあ『蓮くんと上手くいきますように☆』とか」
「なんで語尾に星」
「そのツッコミは全面的に拒否します!」
なんでよー・・・(汗)
「他には?」
「じゃあ・・・『蓮くんと仲直り出来ますように』とか、なんか乙女チックな事を願おうよ」
「んー、じゃあそれで決まり」
「って私じゃなくて君が決めなきゃ!!(必死)」
あーもー、どいつもこいつも。
あれ。
「さっきから星、増えてるよね?」
「ぇ?」
すっげ、夜じゃないみたい。
あ、流れた。
「ちょ、流れちゃったじゃん!!!!!(泣)」
「いや、ちょっと待って」
キラッ