小指心
「じゃあ一馬、手ー」
寝転がっている梓は俺に立たせろと手を挙げてきている。
それを俺はなすがままにした。
「重っ!」
「重いとか言うなっ!!」
「ちょっとはダイエットした方が良いんじゃない?」
「失礼だなー、これでも痩せてるよっ!」
ほんと、実際は凄く軽かった。
まぁ、俺はジョークを言うの好きだから。
「じゃあ行こっ」
そういうと梓は俺の先に立ち、手を差し伸ばした。
その姿が・・・あまりにも可愛く、愛おしく感じた。
急に抱きしめたくなったんだ。
グイッ
「ぅをおいっ!遅れるっつのっ!!」
「梓がサボりたいって言ったんじゃなかったっけ?」
「あのねぇっ!」
「良いから良いから、少しこのままでいさせて・・・」
・・・そのまま一馬は私の肩に顔を猫の様にすりつけてきた。
意外にも髪の毛が柔らかくて、女の子かよってツッコミたくなるほど本当に柔らかかった。
なんか、少しくすぐったい気もする。
「そろそろだぞー」
「ん〜・・・」
授業の時間になっていくにつれ、抱きしめる力が強くなっていった。
こういう時はしょうがない、一馬はなかなか止められないから。こういうの。
ベリッ
「はいっ!!タイムリミットっ!!」
「あー、もー少しー」
私は一馬をはがした。
そういうと、また抱きしめようとする。
可愛いなぁ。
「あー、はいはい。また今度のおあずけ、早く授業に行かないと遅れるっ」
「じゃあその代わりに、手」
まるでそこらへんにいる赤ちゃんみたいだ、なんだか眠たそう。
一馬が手で目をこすっている。
・・・可愛すぎるっ!!!(≧3≦)
寝転がっている梓は俺に立たせろと手を挙げてきている。
それを俺はなすがままにした。
「重っ!」
「重いとか言うなっ!!」
「ちょっとはダイエットした方が良いんじゃない?」
「失礼だなー、これでも痩せてるよっ!」
ほんと、実際は凄く軽かった。
まぁ、俺はジョークを言うの好きだから。
「じゃあ行こっ」
そういうと梓は俺の先に立ち、手を差し伸ばした。
その姿が・・・あまりにも可愛く、愛おしく感じた。
急に抱きしめたくなったんだ。
グイッ
「ぅをおいっ!遅れるっつのっ!!」
「梓がサボりたいって言ったんじゃなかったっけ?」
「あのねぇっ!」
「良いから良いから、少しこのままでいさせて・・・」
・・・そのまま一馬は私の肩に顔を猫の様にすりつけてきた。
意外にも髪の毛が柔らかくて、女の子かよってツッコミたくなるほど本当に柔らかかった。
なんか、少しくすぐったい気もする。
「そろそろだぞー」
「ん〜・・・」
授業の時間になっていくにつれ、抱きしめる力が強くなっていった。
こういう時はしょうがない、一馬はなかなか止められないから。こういうの。
ベリッ
「はいっ!!タイムリミットっ!!」
「あー、もー少しー」
私は一馬をはがした。
そういうと、また抱きしめようとする。
可愛いなぁ。
「あー、はいはい。また今度のおあずけ、早く授業に行かないと遅れるっ」
「じゃあその代わりに、手」
まるでそこらへんにいる赤ちゃんみたいだ、なんだか眠たそう。
一馬が手で目をこすっている。
・・・可愛すぎるっ!!!(≧3≦)