幸せの寄り道





「いつまで先生たちが休憩中に来るん?」


「たぶんしばらくはいると思う。」


「まじか~」


「ごめんね。迷惑掛けて、休憩中は外に行くから。」


「俺は小林がつかまるんじゃないかと思って面白いけど?」


内田君は小林君をペンでつつきながら笑っていた


「やかましいわっ!!誰がつかまるかっ」


なんだかんだいいながらもやっぱり仲がいい


次の授業は河野先生の生物だった



「陽向ちゃん、次の授業大丈夫?」


「大丈夫よ?私より先生がどうかな?(笑)」


「そいやあさぁ、処分ってなんだったん?」


「あぁ、それ俺も気になる」


小林君と内田君がじゃれながら聞いてきた


「処分は校長の許可がでるまで無期限で放課後掃除と全教科の課題だって!!今日の放課後に課題もらいに行って掃除する。」


「うわ~無期限とか…。」


「陽向ちゃん手伝おうか?」


「幸奈、一人でやらんと意味ないんだけど…。」


「…あ。」


幸奈は席にいるときだけは話すけど他のときはなるべく話さない


じゃないと沙耶が許さないから


それにまだずっと一緒にいれる勇気がない





----ガラ




ドアの開く音がして河野先生ともう一人先生が入ってきた











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