幸せの寄り道
「陽向~。雑誌見せて!!」
美咲は元気な声とともに教室へ駆け込んできた
「そんなにあわてなくても…。」
「だってみんなで遊ぶんだよ?きっと楽しいって♪」
「俺が行くんだから楽しいに決まってるって!!」
「お前がいると逆に疲れるだろ。」
「うわ~、今なんかすごい腹立つ。」
結局メンバーは2人追加で6人で行くことになった
「昨日考えたんだけど、遊園地と動物園どう?」
「陽向、お前は小学生か!?」
「え、だって6人もいたらそのほうがいいかなって?」
「あ~ぁ、なるほど。」
「じゃあ俺遊園地~♪」
「遊園地より動物園のほうがよくないか?乗り物は人数制限とかあるし…。」
「そうだよね~、さすが内田君!!」
それで決まったのは多数決で動物園になった
その後休憩中にみんなで2年生の階に行って、弘樹くんと茜ちゃんに場所を伝えた
「動物園かぁ☆」
「楽しみですね♪」
「だねぇ、日にち早く決めちゃお!!」
美咲はとても張り切っていた
「じゃあみんなの都合のいい日を私にメールして!?」
「「了解で~す♪」」
そうして着々と予定が決まっていった