幸せの寄り道
パーティーまであと1カ月私たちは学校の授業も終わりパーティーまでは学校はお休みとなった
それまでにみんなで集まって聡太君を先生に会わせるための作戦をたてることになり
何回も集まった
聡太君と初の顔合わせの時小林君も内田君も美咲もワクワクしていた
聡太君がうちへ来て私が部屋に通すとその3人は固まってしまった
見た目はきっと爽やかな好青年?って感じで私服となるとまたかっこよくなる
「ねぇ、なんで陽向いままで聡太君のことかくしてたのよー!!」
美咲はそう叫んで急いで自分の身だしなみを整え始めた
小林君はなぜか放心状態で
内田君はなぜかもう意気投合していた
「えっと、雪村聡太です。今回はご迷惑おかけします。」
聡太君がそう礼儀正しく挨拶をするとさっきまで放心状態だった小林君が勢いよく聡太君の前に行き聡太君の手を握っていた
「俺、小林隼人です!!聡太君めっちゃかっこいい!!」
そう言って目を輝かせて見つめていた
「俺は内田宏明です。そいつのかっこいいは多分尊敬のかっこいいだから安心して。」
そう言って小林君を引き離して横に座らせた
「陽向の友達の美咲です!!よろしくね♪」
美咲はハイテンションでそう言うと小林君と同じように目を輝かせていた
「聡太君この前は陽向ちゃんと一緒に応援行けなくてごめんなさい。」
幸奈は申し訳なさそうにしていた
「いいよ、陽向が来てくれたし。ありがとう。」
そう言って優しく笑った
「…それじゃあ、どうするか決めようか?」
内田君がころ合いを見図り本題へと進んだ
まとめ上手な内田君が話を進めて順調にどうするかが決まっていった
後は本番でうまくいくかどうかになり何もすることがなくなった
だけどなぜか自然とみんなうちへ集まってきた