幸せの寄り道
私は朝いつも通り起きてシャワーを浴びて支度をはじめた
美咲が来てからは昨日の中島くんや茜ちゃんや先生のこと、そして女の先生に言われたことを話した
「その女の先生って河野先生が好きって有名よ!?」
「え、そうなん!!」
先生モテモテ…
「でもその女の先生の言い方なんか怖いね…」
「え、なんで?」
心配そうな顔で美咲が言うから余計不安になった
先生に迷惑かけるのは嫌だから気を付けないと!!
学校について美咲の教室の前で話していると階段からこっちに向かって走ってくる女の子がいた
「夏川先輩!!おはようございます♪」
近くに来て元気よく挨拶する彼女をみると茜ちゃんだった
「茜ちゃん、おはよ♪」
私が笑って返すと彼女も笑った
「美咲、さっき話してた茜ちゃんだよ!!」
「陽向の友達の美咲です、よろしくね♪」
美咲がそう言ってニコッと笑った
「北原茜です。よろしくお願いします!!」
茜ちゃんは元気よく答えた
「あ、夏川先輩!!」
「なに?あ、陽向でいいよ!!」
「じゃあ陽向先輩!!今日って中島くん会いに来るって言ってました?」
ちょっと恥ずかしそうにモジモジしながら聞いてくる茜ちゃんはまさに女の子☆
「聞いてはないけど1限目終わったら来るかも?」
「じゃあ私もその時また来ますね♪」
茜ちゃんは嬉しそうにそう言って帰って行った