Cherry Love〜さくらと桜〜【短編】
第6章 勇気
少しずつ…
病院は学校の帰り道に寄れるところにあったから
俺は毎日のように姉ちゃんに会いにいった
学校のこと
家のこと
姉ちゃんの好きなテレビ番組のこと
どーでもいいような事ばかりだけど
そんな会話をしている時いつも、姉ちゃんは笑ってくれていた
俺を不安にさせないように
延命治療で苦しいはずなのに
有紀さんなど姉ちゃんの友達が来たときも
笑顔を振り撒いていた
けど日が経つにつれて少しずつ
しかし確実に
姉ちゃんの体は
弱っていった…
俺は毎日のように姉ちゃんに会いにいった
学校のこと
家のこと
姉ちゃんの好きなテレビ番組のこと
どーでもいいような事ばかりだけど
そんな会話をしている時いつも、姉ちゃんは笑ってくれていた
俺を不安にさせないように
延命治療で苦しいはずなのに
有紀さんなど姉ちゃんの友達が来たときも
笑顔を振り撒いていた
けど日が経つにつれて少しずつ
しかし確実に
姉ちゃんの体は
弱っていった…