Cherry Love〜さくらと桜〜【短編】
第2章 芽生え

姉、中学

ボクが小学校4年になったとき姉が中学生になった

姉は友達がますます増え、部活は軟式のテニス部に入っていた

バスケやバレーなんかはやったことがあったがテニスは興味はあったが、なかなか機会がなくできなかったのでやってみたかったらしい

ボクはというと姉のおかげで友達がたくさんでき、放課後には毎日遊び回っていた

自然と一緒いる時間は減っていった

かといって仲が悪くなる事もなくどこにでもいる姉弟だった

そういえば、この頃から姉ちゃんは少し色っぽくというかおしとやかになっていたっけ

まだ小学生のボクはなんとも思ってなかったけど

姉ちゃん、好きな人でもいたのかな

しかし、その頃の思い出といえば姉ちゃんの受験ぐらい

必死で勉強してるとなりでマンガとか読んで笑ってたらよく怒られた…

姉ちゃん、ごめんな
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