Cherry Love〜さくらと桜〜【短編】
そこには姉ちゃんがいた

「なんだよ?」と俺

「一緒に寝てもいい?」
軽くハニカミながら姉ちゃんはそう言った
何を言い出すんだ、この人は!?
もちろん断ろうとしたが俺の返答を待たずして姉ちゃんはベットに入って来た

「あったか〜い♪寒くてねれないんだよね〜(笑)」

まだ四月の最初で少し肌寒かったが、絶対に嘘だ

「出ていけよ!」と言ったがすでに眠りに入っていた

どうやら姉ちゃんは心細くて眠れなかったようだ

起こそうとしても起きない

仕方なく俺も寝ることにしたが眠れない!

弟の俺が言うのも変だが、この頃の姉ちゃんはかなり美人になっていた

緊張して眠れない

結局、俺は眠れず、姉ちゃんが俺の部屋で寝るのもこの日だけに留まることはなかった…
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