相伴って比例するイケナイ関係
絶対に振られるって覚悟してたのに
帰って来た言葉は、予想外にも"いいよ、俺も好きだから"のたった一言だった
信じられなかった
だけど、それ以上に嬉しくて堪らなかったのを覚えてる
「そっか、でも…やっぱり待ってちゃダメ?」
「…ゆや」
「終わらない感じだったら、帰るから少し待ってたいんだ」
私がそう言うと、優しく笑いながら手招きをされて近づけば頬を包まれてキスをされる
「ここ、学校だよ…」
「知ってる。だから振れるだけ」
「もう…」
こうやって、すこしやんちゃな彼が私は愛しくてしょうがない
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