相伴って比例するイケナイ関係






「そうだな…無難にタマとか?」



「…それは普通過ぎる」


「じゃあ、シロ」


「犬かよ」


「じゃあ、アキ」


「お前、いまここで襲ってやろうか?」


私を軽く睨みつけ、明らかに不機嫌な顔


「じょ、冗談だって」


「嫌みにしか聞こえねぇ」



そう言うと私に背中を向ける


あら、拗ねちゃった…



なんか…可愛いいなぁ



「ほら、怒らないで!チョコあげるから」


彼の前に回り込み、チョコを差し出すとそれを見てから、手に取りそれをポケットに入れる



「…あ」


以外、絶対に入らないとか言われると思ってたのに…


もしかして、黒崎くんってチョコ好きとか?




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