キミに捧げる初雪
「じゃあ、学校で待ってるよ!」



眩しいくらいの笑顔を残して、陽ちゃんは彼氏のもとへ駈けていった。



雪子は、陽ちゃんの後ろ姿を見つめていた。



陽ちゃんが、彼氏と共に振り返る。



お互いに、いつまでも手を振り続けていた。



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