キミに捧げる初雪
絨毯の上で、丸まってうとうとしていたボクは、ピンと耳を立てた。



雪子だ!



ボクは急いで玄関へ向かう。



「あら、雪子が帰ってきたのね」



後ろから、雪子のママの声がした。



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