キミに捧げる初雪
「ホラー映画を見ながら、寝ちゃうなんて信じられない」



雪子が、呆れたようにオレを見て笑う。



映画を終えて、ぶらぶらと街を歩いていた。



「思っていたより、怖くなくてさ」



映画館を出て、すぐにオレと雪子は自然と手をつないでいた。



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