トモダチ以上、コイビト未満。
『ごめんね、たっくん。待たせちゃって。』
『ううん、全然。てか鼻とかすごい赤くなってる。外寒かったでしょ?』
『うん、ちょっとね。たっくんは門限とか無いの?』
『うーん、無い、かな。』
『あたしも無い(笑)』
『それに多分門限決められてもその時間には帰らないかな。(笑)』
『悪い子だー。(笑)』
たっくんと2人だけのこの空間はあたしにとって、すごく幸せな時間だった。
恥ずかしくて意味も無いくだらない話ばっかりしてた。
恋バナなんてしたらうっかり告白しちゃいそうだったから…。