誰にもナイショ♪ヒミツな関係
もちろん私自身も、自分からそんなことする行動力にびっくりしていた。
でも……。
高崎くんが辛そうな顔をするのは見ていられない。
だって、高崎くんには笑顔が似合うから。
いつも、私をドキドキさせてる高崎くんの微笑みが好きだから。
「私は……昨日のこと無理矢理だなんて思ってないよ」
高崎くんの腰に腕を回すと、来ている制服、ジャケットを握りしめた。
高崎くん……。私は高崎くんのことが───‥‥。