誰にもナイショ♪ヒミツな関係
「アイツが急に来てびっくりしただろ?」
「う、うん。でも、大丈夫。ちゃんと部屋にいたから」
気を紛らわそうと、勉強しようと思ってるときに、帰ったからよかった。
…え。
た、高崎くん?
急に感じた頭の重みに上に向くと、何度も何度も頭を撫でる、高崎くんの顔が見えた。
「あ、あの高崎くん?」
突然そんな行動を取った高崎くんを不思議そうに見る。
「上村、俺が言ったこと守ってくれてありがとな」