誰にもナイショ♪ヒミツな関係
不思議に思いながら見ると、高崎くんはフッと微笑んで私の頭を撫でてきた。
わっ。
また…。
なんでそんなに優しい眼差しで撫でてくるんだろう?
なんだか今日の私……高崎くんにドキドキしてばっかりだ。
このドキドキのはじまりは高崎くんが頬にしてきた……キ……ス。
私、高崎くんにドキドキしたままで、この家でうまくやっていけるのかな…。
まだ…この家に来たばかりなのに。
ふと、そんな不安が浮かんできた───‥‥。