誰にもナイショ♪ヒミツな関係




「梨乃おはよう」


教室に入って席についた私に駆け寄ってきた真紀。


「うん。おはよう」


真紀に挨拶を返しながら、私はある場所が気になって仕方なかった。


それは…。


高崎くんと、高崎くんの周りに集まる女子たち。


前までは気になるなんてことなかったのに、いまは自然と目がそっちの方を向いてしまう。


私…どうしたんだろう?


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