誰にもナイショ♪ヒミツな関係
先にリビングに入った高崎くんがソファーに座った。
私はその向かいのソファーに座ろうとしたけど……
「隣こいよ」
高崎くんがポンポンって自分の隣を手で叩きながら私に言った。
…え!?
確かにそこには私が座れるスペースがあるけど…。
「なんだよ。前も座っただろ?」
ぐずぐずしている私に高崎くんは立ち上がると、腕を引っ張って隣に座らされた。
わっ!
か、肩が触れてる…。
それにびっくりして、少し距離を取るように離れようとしたけど、高崎くんが強く腕を握っているせいでそれが出来ない。