誰にもナイショ♪ヒミツな関係



先にリビングに入った高崎くんがソファーに座った。

私はその向かいのソファーに座ろうとしたけど……


「隣こいよ」

高崎くんがポンポンって自分の隣を手で叩きながら私に言った。


…え!?


確かにそこには私が座れるスペースがあるけど…。


「なんだよ。前も座っただろ?」


ぐずぐずしている私に高崎くんは立ち上がると、腕を引っ張って隣に座らされた。


わっ!
か、肩が触れてる…。



それにびっくりして、少し距離を取るように離れようとしたけど、高崎くんが強く腕を握っているせいでそれが出来ない。


< 69 / 122 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop