誰にもナイショ♪ヒミツな関係



も、もう。

なんで高崎くんは、私が嬉しいって思う言葉ばかり言うんだろう。


嬉しいって思う。
自分の気持ちが分かったいまは……。




あのとき……。

高崎くんが言った告白の返事は、『断った』だった。


それを聞いたとき、私は“よかった”って思ってしまった。


それは、私が高崎くんを……好きになっていたから思ったことだった。



だから……あんなに、高崎くんの言動や行動にドキドキしたり照れたりしてたんだ。



私はいつの間にか高崎くんのことを“好き”になっていた───‥‥。




< 91 / 122 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop