誰にもナイショ♪ヒミツな関係
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冷蔵庫から取り出した飲み物をコップにいれて飲んでると、ドアが開いて高崎くんが入ってきた。
「あ。高崎くんおかえり」
その姿にドキドキとしながらも、そう口にすると、高崎くんが私に近づいてきた。
ピタッと目の前で止まった高崎くんは、なぜか私をジッと見ている。
「あの……?」
そんなにジッと見つめられたら赤くなっちゃう……。
「後で俺の部屋に来て」
「え?」
「話があるから」
そう言ったあと高崎くんは、ここから出て行った。
一方の私は呆然としたまま立っていて、高崎くんの言葉を思い返していた。
……部屋に来てって言ってたよね?
話ってなんだろう……。
疑問に感じながらも、後で行かなきゃいけないなって思い、コップに入ってる残り少ない飲み物を口に含んだ。