誰にもナイショ♪ヒミツな関係
──コンコン
それから少し経ったあと……。
高崎くんに言われたとおり、高崎くんの部屋に訪れる為にドアをノックした。
するとすぐに目の前のドアがガチャッと開き、ドアの向こうにいる高崎くんに入るように言われた。
私は戸惑いながらもゆっくりと部屋の中に入った。
初めて入った高崎くんの部屋はキレイに片付けられていて、黒を基調とした部屋だった。
ジッと部屋を眺めていたら、突然高崎くんが後ろから抱きしめてきた。
「……え」
なんで抱きしめられているのか分からないまま、突然過ぎる高崎くんの行動に戸惑った。
──ドキンドキン