ギャルな私を愛してほしくて ~黒ギャル、本気の恋~
「信樹・・・」


女性はそっと信樹の腕に腕を絡めた。


やっぱり・・・


やっぱり私じゃないんだ・・・


あんな綺麗な女性・・・


二人は楽しそうに
人ごみの中に消えていく・・・



「ううっ・・・」


涙が溢れて来た。


私は耐えられなくなって、
その場から走って逃げた。



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