君のトナリ
私の親はかなり厳しく携帯は持たせてもらえない。
お小遣いもあってないようなもの。
それに比べて春斗は携帯だってあるし、男兄弟だからかなり緩いらしい。
「電話したいな。」
独り言のように呟いた私に美香がすかさず頭を叩いた。
「したいな,じゃなくてするの!!」
いつもおっとりで少しドジな美香。
その美香が強めの口調でそう言った。
「今日帰ったら電話しなよっ!!携帯の番号知ってるんでしょ?」
「うん…でも……」
「でも、何?」
「直接春斗から番号聞いたわけじゃないからかけたら迷惑かも。」
「はぁ〜。」
美香のわざとらしい大きなため息が響いた。
お小遣いもあってないようなもの。
それに比べて春斗は携帯だってあるし、男兄弟だからかなり緩いらしい。
「電話したいな。」
独り言のように呟いた私に美香がすかさず頭を叩いた。
「したいな,じゃなくてするの!!」
いつもおっとりで少しドジな美香。
その美香が強めの口調でそう言った。
「今日帰ったら電話しなよっ!!携帯の番号知ってるんでしょ?」
「うん…でも……」
「でも、何?」
「直接春斗から番号聞いたわけじゃないからかけたら迷惑かも。」
「はぁ〜。」
美香のわざとらしい大きなため息が響いた。