君のトナリ
そう思い、そっと背後から春斗に接近。
後ろから春斗の学ランにポケットに手を突っ込んだ。
と同時に、運動神経のいい春斗は反射神経もよくて、私の指がポケットの底につく前に振り返ってしまった。
「うわっ!!」
春斗のあまりの反射神経の良さにびっくりしている私に
「くくく…!!何してんの?」
と笑いをこらえながら私に話しかけてくる春斗。
何してんの?…って分かってるクセに!
しかしここは冷静に。
「ペン返して。春斗が盗ったんでしょ。」
決めつけるように言う私に余裕の表情で、さぁ〜?と答える春斗。
「もう〜!早く返して、休み時間終わっちゃう!!次の授業で必要なの!!」
語尾を強めていっても春斗には効かない様子。
私は学年の中でも2番目くらいに身長が高く、成長期前…と思われる春斗と同じくらいの身長だ。
男勝りと言われてきたから男女の力の差は考えず、無理やり春斗のポケットに手を突っ込んだ。
春斗は少し抵抗したけど今度は私の勝ち、ペンを取り返した。
少し悔しそうに笑っている春斗に
「へへ〜ん!」
と鼻で笑ってみせると、休み時間の終了を告げるチャイムが鳴った。
「もう盗らないでよ!」
そう言い残して自分の教室へ走って戻った。
後ろから春斗の学ランにポケットに手を突っ込んだ。
と同時に、運動神経のいい春斗は反射神経もよくて、私の指がポケットの底につく前に振り返ってしまった。
「うわっ!!」
春斗のあまりの反射神経の良さにびっくりしている私に
「くくく…!!何してんの?」
と笑いをこらえながら私に話しかけてくる春斗。
何してんの?…って分かってるクセに!
しかしここは冷静に。
「ペン返して。春斗が盗ったんでしょ。」
決めつけるように言う私に余裕の表情で、さぁ〜?と答える春斗。
「もう〜!早く返して、休み時間終わっちゃう!!次の授業で必要なの!!」
語尾を強めていっても春斗には効かない様子。
私は学年の中でも2番目くらいに身長が高く、成長期前…と思われる春斗と同じくらいの身長だ。
男勝りと言われてきたから男女の力の差は考えず、無理やり春斗のポケットに手を突っ込んだ。
春斗は少し抵抗したけど今度は私の勝ち、ペンを取り返した。
少し悔しそうに笑っている春斗に
「へへ〜ん!」
と鼻で笑ってみせると、休み時間の終了を告げるチャイムが鳴った。
「もう盗らないでよ!」
そう言い残して自分の教室へ走って戻った。