君のトナリ
美香に突然そんなことを言われて私は
「へっ?」
と気の抜けた声を出してしまった。
だって。
私が春斗を好き?
いやいや理子の元カレだよ?
理子はまだ好きって言ってるし。
それにどんどんかっこよくなっていく春斗は後輩からも憧れの先輩として人気があった。
すごくシャイな春斗は後輩からはきっとクールに見られているんだろうな。
だけど笑うとすごくかわいいから。
そのギャップが女心をくすぐるのかな。
そう言えば、1年生の女子の中にも本気で春斗に恋をしている子もいるんだって、バスケ部のかわいい後輩である奈央から聞いたこともあったっけな。
そんなことを考えているともう一度美香が、
「好きでしょ。」
と今度は確信したかのように言ってきた。
「ないよ、ないない。私が春斗を好きなんて…違うよ~。」
とは言ってみたものの、かなり動揺している私。
本当に春斗なんか気にしてなかったもん。
変ないたずらされるからちょっと気になってるだけだよ。
と自分の心に言い訳をしてみるけど。
そんなことを考えていると余計に春斗ばかりを目で追っていた。
てか、好き?え、そうなの?これって恋?
その時、春斗と一緒にいたノリが私に気付いて、私の目線の先を追いかけだした。
ヤバイと思って視線をはずしたが手遅れ。
私が春斗を見ていたと知った瞬間、ノリがあの気持ち悪いニヤニヤ顔をしだした。
「へっ?」
と気の抜けた声を出してしまった。
だって。
私が春斗を好き?
いやいや理子の元カレだよ?
理子はまだ好きって言ってるし。
それにどんどんかっこよくなっていく春斗は後輩からも憧れの先輩として人気があった。
すごくシャイな春斗は後輩からはきっとクールに見られているんだろうな。
だけど笑うとすごくかわいいから。
そのギャップが女心をくすぐるのかな。
そう言えば、1年生の女子の中にも本気で春斗に恋をしている子もいるんだって、バスケ部のかわいい後輩である奈央から聞いたこともあったっけな。
そんなことを考えているともう一度美香が、
「好きでしょ。」
と今度は確信したかのように言ってきた。
「ないよ、ないない。私が春斗を好きなんて…違うよ~。」
とは言ってみたものの、かなり動揺している私。
本当に春斗なんか気にしてなかったもん。
変ないたずらされるからちょっと気になってるだけだよ。
と自分の心に言い訳をしてみるけど。
そんなことを考えていると余計に春斗ばかりを目で追っていた。
てか、好き?え、そうなの?これって恋?
その時、春斗と一緒にいたノリが私に気付いて、私の目線の先を追いかけだした。
ヤバイと思って視線をはずしたが手遅れ。
私が春斗を見ていたと知った瞬間、ノリがあの気持ち悪いニヤニヤ顔をしだした。