先生の隣
「話聞いてくれてありがとう。私、諦めれるまで想うって決めたの。だから応援してね!!」
「もちろん」
私たちは懐かしい指切りげんまんをした。
「フフッ。潤とゆっくり話すの久しぶりだね」
瞳は椅子の背もたれにもたれかかる。
「そーだね。最近ゆっくり話せないもんね」
私もマネして椅子にもたれかかる。
「潤には田口がいるもんね。きっと田口、潤がいなかったら死んじゃうね(笑)」
「重っ!!(笑)元から圭介は束縛激しいし重いけどね…」
頭に圭介の顔が浮かぶ。
そしてその顔を殴る私も想像した…
うん、現実的にありえない。
私はあまり圭介に歯向かわないから。
「フフッ」
「何?今、頭の中で田口懲らしめた?(笑)」