先生の隣

「潤…田口の束縛が激しいのはわかる。でも今まで幸せそうにやってたじゃない。いきなりどうしたの?」

私は瞳に全て話した。

今まで本気の恋とゆうのがわからなかったこと。

圭介がウザイこと。

最初から好きじゃないことも。

「軽蔑した?好きじゃない奴と付き合ってキスしてヤッて。やっぱ無理だから別れる。私って最悪なんだよね」

「…嬉しい」

「はっ?」

瞳は意味分からない発言をした。

「それって潤が私に言ってもいい、って思って言ってくれたんだよね!?潤の本当の気持ちが知れて嬉しいし、何より言ってくれたのが嬉しい。私は軽蔑したりなんかしないよ」

泣けてくんじゃん…ばか瞳…

「じゅ〜ん〜!泣かないの!普通泣くのは私だから(笑)」

「ごめん瞳…今まで言わなくて…」

瞳は私の頭をぐしゃっとなでてくれた。

 
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