先生の隣
学校の先生

−放課後−


キーンコーンカーンコーン

「潤、ばいばい!!また明日ね♪」

「瞳ごめんね、また明日っ!!」

瞳は気を使ってくれたのか圭介が来る前に帰っていった。

皆、帰るのが早い。

もう私しか教室にいないし。

はぁ…今から圭介と…

正直、だるい。



なぁ〜んて考えていると会いたくないけど会わなきゃいけない奴の声。

「じゅ〜ん!!帰ろっ★」

「…うん」

圭介は私の顔を覗き込んできた。

「潤…朝はごめんね?山中とは明日にでも遊んできて?今日は潤と一緒にいたかったから…」

圭介は私の頬を撫でてそっとキスした。


 
< 7 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop