先生の隣
学校の先生
−放課後−
キーンコーンカーンコーン
「潤、ばいばい!!また明日ね♪」
「瞳ごめんね、また明日っ!!」
瞳は気を使ってくれたのか圭介が来る前に帰っていった。
皆、帰るのが早い。
もう私しか教室にいないし。
はぁ…今から圭介と…
正直、だるい。
なぁ〜んて考えていると会いたくないけど会わなきゃいけない奴の声。
「じゅ〜ん!!帰ろっ★」
「…うん」
圭介は私の顔を覗き込んできた。
「潤…朝はごめんね?山中とは明日にでも遊んできて?今日は潤と一緒にいたかったから…」
圭介は私の頬を撫でてそっとキスした。