先生の隣
この圭介の甘い困った顔は好き。
でも…何で告白を受けたかはわからない。
好き…?
嫌いではない。
でも絶対必要な人ではないと思う…
あれ?
私って適当かも(笑)
そう思うと笑ってしまった。
「潤?どした?」
圭介がまた私の顔を覗き込む。
私は笑って
「なーんでもないよ?」
そう言うと圭介もはにかんでまた私に顔を近づけてきた。
「よっし、行こう圭介」
サラっとかわして鞄を持って廊下に出た。
「かわされたー(笑)」
圭介も後ろから来ていたのが足音でわかった。